オフで15時間半

 12日は、出版記念オフでした。総勢、何人になったのかはわかりません。出席、ありがとうございます。

 最初はカラオケボックス歌広場」のパーティールーム。
 この時点では、17人。欠席が数名。
 集まったのは、読者さんとマスコミ関係(テレビ、新聞、出版、編集、ライター)などです。
 拙著を読んだ感想や質問を受け付けるまじめな時間。
 「なぜ、自殺のときに、他人を求めるのか?」
 「取材をしていて、感情移入しすぎることはないのか?」
 「なぜ、その場所を選ぶのか?」
 「ルポルタージュを書くときに、加工はするのか?」
 
 これらの質問で、「感情移入」について、私の答えは出ていません。
 いつもよく聞かれます。
 「渋井さんは、生きづらい人の取材をしていて、感情移入して、辛くなることはないのか?」
 「その人のことを背負ってしまわないのか?」

 私はこの質問の答を用意しています。
 「鈍感なのかもしれません」

 このときもそう答えました。あとの時間でも同じことを聞かれましたが、やはり同じ答えです。
 「そうだよね」
 と納得してくれます。

 ただ、私はその自分の答えに納得していません。
 これを書いている今、気がつきました。正確にいえば、発する言葉と頭の中ではしっくりこないことを感じてはいました。
 「本当に、鈍感なのか?」
 「鈍感だから、取材できるのか?」
 私は、ある意味処世術を身につけてしまったのかもしれません。こう答えれば、その奥を誰も責めない。そのことをわかってしまったのでしょう。ある意味では、「自己防衛」としての言葉なのかもしれません。

 次いで2次会は居酒屋「和民」。数人は帰っていたが、20人くらいになっていた。
 チゲ鍋が寒い体をあたためてくれましたが、15人分しかなく、足りなかったかも。

 3次会は新宿3丁目の「どん底」。何人か減って、ここで5人増えたような。正確に何人増えたかはわからない。25から30人くらいはいただろうか。(ここでは、申告された総額では足りず、Hさんと私で足りない分を折半)

 4次会が同じく3丁目の「ぼでごん亭」。ここで、ドクターKに遭遇。しかも、そこで会った客のゲイ・カップルとお話。(ちなみに、ここでは、会計時に集めた金は足りず、まけてもらいました 感謝)

 5次会では、ゴールデン街に移動。行く途中、カラオケの勧誘を吹っ切る。
 「クリシュナ」では、15人くらいだったでしょうか。

 そして、6次会は、「流民」。クリシュナを出たときに、ドクターKがお茶に行きましょう、というので、ついていくが、結局は酒。久米仙のシークワーサー割りを頼むが、異様にすっぱい。原液を薄めてませんから。。。

 駅で、毎日新聞を購入。拙著の書評というか紹介が載っているのでチェック。短いながら、掲載されていました。

 ドクターkと2人だけの7次会。池袋駅構内の喫茶店
 「もう帰っちゃうんですか?」の連発。
 「はい、もう限界です」

 翌日、再びドクターKに呼び出される。
 西日暮里で、同居人や飲み仲間と語り合う。
 心理学の統計について、家族制度のことなどを話した記憶がある。