死体遺棄容疑で男を逮捕 練炭自殺図る

 真岡市下籠谷の植木畑で二十二日、毛布にくるまれた男性の遺体が見つかった事件で、真岡署は二十三日未明、死体遺棄の疑いで東京都足立区青井三丁目、無職保坂雅弘容疑者(39)を逮捕した。
 調べに対し、保坂容疑者は「男性とはインターネットの自殺サイトで知り合った」「自分が自殺を呼び掛けた」などと供述。遺棄現場の植木畑に保坂容疑者の軽乗用車で乗り入れ、車内でしちりんと練炭を使って二人で自殺を図ったが、保坂容疑者は死にきれなかったものとみられる。
 調べによると、保坂容疑者は二十二日ごろ、同市下籠谷の植木畑に男性の遺体を毛布に包んで放置し、遺棄した疑い。
 司法解剖の結果、男性の死因は一酸化炭素中毒死と判明した。身元は関西方面の四十代後半の男性とみられ、同署で確認を急いでいる。
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