副作用情報

 河北新報社が伝えた情報によると、「抗うつ薬の注意書を改訂 「自殺の恐れ」初の明記」との見出しで、「欧米で「ハッピードラッグ」と呼ばれ乱用される一方で、服用が自殺を促す恐れが指摘されている抗うつ薬について、厚生労働省が製薬会社に対して初めて、自殺する危険性を明記するよう「使用上の注意」の改訂を指示していた」ことが分かったという。

 それによると、使用上の注意の対象となったのは抗うつ薬は12種類。特に子供の自殺衝動を引き起こすとされる「選択的セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)」と呼ばれる一群だけでなく、医師が処方するほとんどすべての抗うつ薬が含まれる。米食品医薬品局(FDA)は2004年10月、抗うつ薬の警告表示を米国内の製薬会社に指示していた。



 この情報は以前に聞いたことがあり、また対象となる薬が増えたのか?と思い、厚生労働省のサイトをみてみると、「「抗うつ薬の自殺の恐れ」に関する報道について」とのタイトルで、以下のように記されていた。

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抗うつ薬の自殺の恐れ」に関する報道について







 本日、「抗うつ薬の自殺の恐れ」に関し一部報道されていますが、本件について、次のとおり事実関係をお知らせします。




1.  抗うつ薬については、その使用上の注意に自殺企図の恐れがある旨従来より記載されていたが、本年1月13日、自殺企図等に関する記載整備等を図ることとし、使用上の注意の改訂を関係業界に指示したところである。





2.  併せて、同日付で、都道府県、医療関係団体等に文書を発出するとともに、医薬品医療機器総合機構のホームページにも公開したところである。


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 これよると、ちょっと古い情報だったが、いかにも「いま分かった」かのようなスクープを装った記事だったようです。その情報は、お薬110番というサイトがまとめています。ちなみに、ここ。