図書新聞(060225)に、拙著「[ネット・ケータイ]を駆使する子ども、不安な大人」(長崎出版)の書評を江下雅之さん(目白大学人文学部助教授でメディア社会学)が書いてくれました(直接の知り合いではありませんが、同書での書評では、これまで最も長く、かつきちんと書いてくれているなと思ったので、特筆しました)。

 タイトルは、「<安直なネット悪玉論>に対する誠実な問題提起 現代のケータイ・ネットにおける最大の問題点は、そこに『大人の知恵』が確率されていない」。これだけみるだけで、私の言いたいことを、きちんと、あるいはそれ以上に簡潔の述べてくれています。

 「衝撃的な事件とケータイ・ネットと関わりが認める場合であっても、いかなる特性が事件の経緯に結びついているのかを理解すべきなのだ」

 まさに、私の主張を、江下さんの言葉を使って、わかりやすく言い換えてくれています。