韓国で自殺率上昇

 韓国で自殺率が上昇したようです。その結果、OECD加盟国でトップになったようです。



 韓国の自殺率、OECD加盟国で最高

自殺率が5年連続で高まり、経済協力開発機構OECD)加盟国で最も高い水準を記録した。 がんは22年連続で死亡原因の1位となった。 肺がん・大腸がん・前立腺がんによる死亡は増えた半面、胃がん・子宮がんによる死亡は減少した。

統計庁が18日発表した「2005年死亡原因統計結果」によると、05年の1年間に一日平均33人が自ら命を絶った。 5歳以上の人口10万人のうち自殺で死亡した人口(自殺率)は26.1人で、前年に比べて0.9人増えた。 自殺率が高まっているのは、庶民層の経済状況が悪化しているためと分析される。

自殺率は95年の一日11.8人から、通貨危機が発生した98年には19.9人に急増した。 その後、各種景気浮揚策が施行され3年間で大幅に落ちた自殺率は、02年(19.1名)にまた上昇へ転じた。 盧武鉉ノ・ムヒョン)政権に入って庶民層に対する福祉は強化されたが、自殺率はむしろ増えている。 40・50歳代の男性の自殺率が女性の2‐3倍にのぼる点からも、経済的な問題が原因である可能性が高いと推定される。

1年間の死者数は24万5511人で、一日平均673人が死亡している。 死亡原因別にはがんが26.7%で最も多く、脳血管疾患が12.7%、心臓疾患が7.9%などの順となった。



金俊賢(キム・ジュンヒョン)記者



2006.09.18 18:28:26

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80004&servcode=400§code=400