死刑求刑 自殺系サイト連続殺人

 自殺系サイトで自殺志願者を募集し、首を絞めることによって性的興奮を覚えて、さらに殺害をした「自殺系サイト連続殺人事件」で、検察側が被告に死刑を求めたが、弁護側は死刑の回避を求めたようです。



 日本の死刑基準には、人数もひとつの要素としてあります。また、殺害方法も考慮されます。一般的には、死刑は回避できないかもしれません。弁護側の「責任能力が疑われる」との主張を、裁判官はどう判断するかが焦点でしょう。







 2007/02/23-13:28 弁護側、死刑回避求める=自殺サイト連続殺人−大阪地裁

 インターネットの「自殺サイト」を利用し3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた無職前上博被告(38)の公判が23日、大阪地裁(水島和男裁判長)で開かれた。弁護側は最終弁論で「被告は自分がなぜ性的衝動を制御できず、殺人に快感を覚えるようになったか理解できていない。責任能力が疑われる」と主張。検察側が求めた死刑の回避を求めた。

 公判はこの日結審し、判決は3月28日に言い渡される。




 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007022300483