きっこのブログで削除

 J-castニュースによると、きっこのブログ東京都知事選にからんで、石原氏の過去の発言を取り上げていた。



 それによると、 3月28日付のエントリーで、タイトルは「東京を愛する皆さんへ」。



裕次郎を自分の部屋に呼びつけて、『在日の女なんかと結婚するのはお前の勝手だが、絶対に子供だけは作るなよ! この石原の家系が在日の血でけがされちゃかなわんからな!』って恫喝したことでもオナジミの石原慎太郎だけど」





石原慎太郎も、落ちるとこまで落ちたもんだ。『落ちるとこまで落ちた』って言うか、もともとが、文章の才能も絵の才能も何もない、タダのコンプレックスのカタマリの三流男なんだから、今までとりつくろって来た『化けの皮』がはがれたってだけのことなんだろうけど」



 と書いていた。



 これに関して、石原事務所側はJ-castニュースに対して、「事実無根」と答えている。



 こうしたことが問題になったのか、そのエントリーが削除された。



 28日のエントリー「お知らせです」で、



 「選挙期間中には、「○○候補に投票します」「○○候補を応援しています」ということだけ書いてはいけないのかと思っていたのですが、それ以外でも、候補者に関する事柄は書いてはいけないということを知りました。

 それを知らずに、候補者に関する事柄を書いてしまったため、該当する日記を削除いたしました。

 ご迷惑をおかけした皆さま、申し訳ありませんでした。

 また、お知らせくださった皆さん、どうもありがとうございました。」



 としている。

 公選法では、選挙に関する報道や評論の自由は保障されています。きっこのブログで掲載された内容が「事実」であれば、それを報道し、評論する自由はあると思います。公選法を理由にした言い訳をしたのは、なぜだろうか。法律を知らないのか、あるいは、法律以前に、事実そのものが曖昧だからでしょうか。