学校の防犯対策に欠けているもの

 塾講師が教え子を殺害する事件が起きました。最近は、小学生が被害に遭い、殺害される事件が続いています。事件があった塾でも防犯対策をしていましたが、まさか塾の講師が加害者になることを想定はしていなかったでしょう。想定外のことが起きるということは、防犯対策に限界があるということでしょう。

 おそらく学校でも防犯対策をしているはずです。しかし、そこには教師が加害者になる想定はないことでしょう。また、ある子の保護者が別の子を殺害するといった想定もないはずです(これは、前例があり、文京区音羽で起きた、いわゆる「文京区女児殺害事件」)。

 せっかく防犯対策をするのなら、こうした想定も含めていかなければならないでしょうね。