どこがどのような対応をするのか

007/03/15-10:16 自殺予告79人特定=ネット業者と連携−警察庁

 インターネット上の自殺予告について、警察が昨年、ネット接続業者らの協力を得て75件79人の予告者を特定したことが15日、警察庁のまとめで分かった。このうち4人は自殺を図った直後に発見され保護されるなどし、39人は自殺の恐れがあるとして本人への説得などをした。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007031500265




  こういうのは、どこの道府県警や警視庁、また、どのようなルートだときちんと聞いてくれるのかまで出してくれるとうれしいですね。



 私の経験でも、同じ警視庁管内でも対応は違う。最終的には「誰が」対応したのか、によっても違ってくるんだろうけど。



 こういう報道があると、警察への期待値があがって、通報件数は増えるんだろうな。しかし、この記事では通報件数は書いていない。



 経験的な話をしましょう。



 【新宿近辺でネット心中の待ち合わせの可能性】

 110通報 → 特定しようがないと、動かず



 【東京駅でネット心中の待ち合わせの可能性】

 丸の内交番に通報 → 特徴等を聞いてくれて、動く。



 【樹海でネット心中の可能性】

 富士吉田署に通報 → 関係機関に問い合わせ&パトロール



 【樹海で自殺の可能性】

 富士吉田署に通報 → 年齢や特徴を聞く。



 【仙台で自殺予告はしたものの、居場所が特定できない】

 宮城県警に通報 → 情報提供



 【葛飾区内の自宅で自殺の可能性】

 葛飾署に通報 → 110をするように言われる → 葛飾署から電話 → 数時間後、自殺していた、との連絡あり。



 このように対応はバラバラですが、そのときに電話に誰がでるのか、によっても変わってくるだろうと思われます。



 ちなみに、読売新聞は以下のように報道。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070315-00000207-yom-soci