昨夜は、大学時代の友人と始発まで飲んでいました。ちなみに、新宿ではありません。眠い目をこすり、お昼頃に新宿で待ち合わせ。元刑務官でライターをしている方を、某雑誌の編集長に引き合わせるためです。

 刑務官という仕事は謎だらけです。話を聞いていてそう思いました。法務省職員ながらも、それほど法律行為(権利義務)を意識していないようです。どちらかとえいば、体育会系のノリのようです。
 日本の刑務所は、おかしいなと話を聞いて思いました。そもそも、刑罰は原則的に労働刑です(過料や罰金刑、死刑を除く)。懲役刑は労働刑ですから、労働場面以外で受刑者を管理するのは、論理的におかしいはず。それは欧米では当たり前の考えです。
 しかし、労働場面以外でも、たとえば頭髪は丸刈りなどの規律が存在します。それって、不当に受刑者を規制しているのではないか。そう思えるのです。ただ、日本的な文化はそれを許しています。学校での集団生活や学校外での校則の存在などが、そうした状況を許しているのでしょう。
 そのほかにもおかしいことばかりです。