話が終わって解散。映画を見ようと歌舞伎町に行きました。話題の押井守監督の「イノセンス」か、暴力描写が多すぎることが理由で全国の映画館が自主規制している「テキサス・チェーンソー」を見ようと。ところが、「テキサス・チェーンソー」は20日から、というのが判明。「イノセンス」を見ることにしました。人間とロボットとの区別はどこにあるのか。そもそも、人間が機械ではないとする根拠はどこにあるのか。また、昨日の自分と今日の自分、明日の自分が同じであることの根拠はなにか。家族がいるとして、その家族がロボットではない根拠はあるのか。人間とロボットでは、どちらが「幸せ」なのか。さまざまな問題を考えさせられます。ストーリー自体は単純です(ネタばれになるので、ここでは触れません)が、哲学的な台詞が多く、人間が生きるとは何なのか、を考えるのはよいかもしれません。