シンポジウム打ち合わせ

 九月に行われる、日本母子衛生学会学術集会でのシンポジウムで、シンポジストに依頼されているのですが、その打ち合わせに行ってきました。テーマは「ヴァーチャル・イメージ時代の若者の性の問題」です。

 この日は、わたしのほか二人のシンポジストと、座長役の4人で話し合い。それぞれが得意分野を活かした発表をすることとなり、わたしは、インターネットでの自意識、自己認知問題から見える性の問題を話すことに。データなどはとり用がないので、事例中心で話すほかない。こういう問題は、データをとりづらい。一般的な問題として還元できるかどうかは不明。医者や助産士、看護士が多い学会のようですが、果たして、わたしの言葉で通じるのか。

 それにしても、世間は狭い。シンポジストのほかの二人は、間接的につながりがあった。ひとりは、婦人公論で対談した女性が所属する研究室の教授で、もうひとりは、昨年、「ネット心中」を卒論にした学生がわたしに意見を聞いてきたが、その学生の指導教官だった。