出会い系サイトが、いろいろな「出会い」の場になってきているようです(といっても、ここでいう「出会い系サイト」がどのようなものを指すのかは不明。そもそも、インターネット自体がなんらかの出会いを提供するものですからね)。
 出会い系サイトが、恋愛やエッチ、メル友募集、援助交際などには使われていますよね。でも、このニュースは、それ以外に、殺人の実行犯を募集するのにも使われたということでしょうね。そのほかにも、ネット心中の相手を出会い系サイトで求めている例もあります。
 こうした状況では、何を規制して、何をすべきかは難しくなってきています。そもそも、規制といっても、海外サーバーを利用すれば、国内法での規制は原則的にできませんからね。

男性刺殺で妻と男を逮捕 出会い系で実行役探す

 名古屋市中川区のマンションで4月、会社員高橋祐幸さん=当時(51)=が殺された事件で、愛知県警中川署捜査本部は2日、高橋さんを殺害したとして、殺人の疑いで高橋さんの妻光江容疑者(48)と同容疑者の知人で愛知県蟹江町学戸、工務店従業員前川広宣容疑者(41)を逮捕した。2人は大筋で容疑を認めている。
 光江容疑者は高橋さん殺害の実行役を見つけるため、出会い系サイトを通じて前川容疑者と知り合ったという。前川容疑者も光江容疑者から殺害依頼を受けたことを認めている。
 光江容疑者は消費者金融に約200万円、前川容疑者も住宅ローンなどで数千万円の借金があり、2人は「金が欲しかった」と供述。高橋さんには光江容疑者を受取人とした7000万円以上の生命保険がかけられていた上、高橋さんが3月末に辞めた会社の退職金が2000万円近くあったという。
共同通信) - 6月2日23時40
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